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終値で初めて4万5000円台をつけた日経平均株価を示す画面=2025年9月18日午後3時41分、東京都中央区、江口英佑撮影

 18日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日終値より513円05銭(1.15%)高い4万5303円43銭で取引を終えた。16日につけた終値の最高値(4万4902円27銭)を更新し、初めて4万5000円台にのせた。米連邦準備制度理事会(FRB)が17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定。金融市場に安心感が広がり、東京株式市場でも多くの株に買いが入った。

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 FOMCは政策金利を0.25%幅引き下げると決め、6会合ぶりの利下げに踏みきった。この日公表した経済見通しで、年内にさらに2回の利下げ(参加者の中央値)を見込んだ。

 景気が下支えされるとの期待が強まり、17日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均は一時、前日の終値より500ドル超高い4万6261.95ドルをつけ、取引中の最高値を更新した。

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 この流れを受け、日経平均は前日比120円12銭高い4万4910円50銭で取引が始まった。

午後に上げ幅拡大

 午後に入ってからは上げ幅を…

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